Sustainability

環境のために

医薬品の廃棄ロスを未然に防いでいます

製造販売事業者は、医薬品の品質、有効性および安全性に関する問題が生じた場合、保健衛生上の危害の発生や拡大を防止するため、市場に流通している製品を回収し、確実に廃棄する必要があります。このような事態を極力回避するために、医薬品の製造販売を行う共創未来ファーマ株式会社では、GMP(医薬品の製造管理及び品質管理の基準)の遵守を大命題としています。

環境保護(ISO14001:2015)

持続可能な社会を構築していくためには、あらゆる観点から積極的に環境への取組みを行うことが必要であり、事業者において製品、サービスを含む全ての事業活動の中に、省エネルギー、省資源、廃棄物削減等の環境配慮を織り込むことが求められています。
そこで、共創未来ファーマ株式会社(本店・品川工場)は、省エネルギーや廃棄物削減の活動を継続的に改善していくため、2016年3月15日、環境マネジメントシステムの国際標準規格「ISO14001:2015」の認証を取得し、継続的に維持改善を行っています。

労働安全衛生への取組み

共創未来ファーマ株式会社では、安心して働ける職場環境づくりに向けて全社一丸となって取組んでおります。無災害と健康障害の防止を目標に安全衛生委員会を設置し、年次毎に安全衛生方針を策定し徹底しております。毎月の委員会で取組み状況を共有している他、毎週の職場点検の実施により現在無災害記録は2000日を達成しております。今後もリスクアセスメントを推進し危険の芽を事前に摘み取り、安心して働ける職場環境づくりに努めてまいります。

「ISO14001」について

ISO 14001の目的と意図

企業などの活動が環境に及ぼす影響を最小限にとどめることを目的に定められた、環境に関する国際的な標準規格です。この規格は「PDCA」が基礎となっています。これは、組織の環境方針に沿った結果を出すために、必要な目的・プロセスを設定(Plan)→それを実施及び運用(Do)→結果を報告(Check)→環境マネジメントシステムのパフォーマンスを継続的に改善するための処置をとる(Act)→再度計画を立てる、というサイクルを回していく仕組みです。

ISO 14001の特徴

上記に示したPDCAサイクルによる継続的改善を取り入れている点と、環境目的・目標、環境パフォーマンスのレベルなどの具体的内容は組織が自ら定める点などにあります。

環境負荷削減活動への取組み

共創未来ファーマ株式会社では、医薬品製造業並びに医薬品販売業である特殊性から、医療環境へ目を向けがちでしたが、2016年3月15日、環境マネジメントシステムの国際標準規格「ISO14001:2015」の認証を取得し、地域環境及び地球環境への負荷削減へ向けて、本格的な活動を開始いたしました。
環境問題、並びに環境管理の重要性に対して従業員一人ひとりの意識付けがなされ、環境方針に基づいた環境目標を達成すべく、全社一丸となってより良好な環境管理の構築に向けた活動を積極的に推進します。

基本理念
この環境方針は、人々の健康の保持、疾病の治療に役立つ優れた医薬品並びに関連製品の製造・販売事業活動において社会に貢献してきた当社が、深刻化する地球温暖化や、資源の枯渇他様々な環境問題への対応を重要課題と認識し、環境負荷の低減を図るために、全社一丸となって自主的並びに積極的に環境保全に関する責任ある行動を具体化するために定めたものです。

環境保全への基本方針

1. 次の事項について環境目標・活動計画を定め、継続的な改善に努めます。

■地球温暖化防止の為, 省エネルギーの推進をします。
・工場・事務所における電力、都市ガス、の削減及び効率的使用をします。

■廃棄物排出量の削減、リサイクルの推進に努めます。
・一般廃棄物、産業廃棄物の削減及び適正処理をします。

■循環型社会への対応の為, 省資源、節水に努めます。
・生活用水及び製造工程内水使用量の削減及び適正使用を図ります。

■グリーン購入を積極的に推進します。
・事務用品及び製品材料・副資材等の環境配慮製品の積極的使用をします。

■化学物質を適正に使用します。
・化学物質使用量の適正管理を図ります。

■本来業務における環境配慮・環境配慮型製品の開発努めます。

■地域社会の居住継続に配慮しつつ、環境の悪化を防止することにより、工場地としての維持・保全を図る。

2. 環境関連法規及び当社が同意した各種協定を遵守します。

3. 全従業員に周知すると共に、社外から求められた場合は公表を行います。